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2014-10-26 20:20 | カテゴリ:ジーンズ
仕事に追われて久々の更新です。
他に更新するものも多々ありますが、とりあえず直近の大人買いを・・・w
ダルチの35周年三本耳ジーンズです。

~ロゴ入りダンボール&桐箱など~
IMG_6304_convert_20141026172712.jpg
ダルチの公式サイトの通販を利用しました。
そのため送られてきたダンボールもダルチのロゴ入り。ある意味レアかもw
公式からなのでキーホルダーやボールペン、ステッカーも付属してました。


~ロゴ入り桐箱~
IMG_6302_convert_20141026172654.jpg
35周年ジーンズのオオトリを飾るにふさわしい三本耳仕様は包装も豪華。
ロゴ入り桐箱が付いてきます。

~中身~
IMG_6300_convert_20141026172635.jpg
ネット通販のキャンペーンで付属するボールペン、キーホルダー、それからこの35周年に付属するステッカーが
今季(35周年)の秋冬カタログとともに。

~開封~
IMG_6286_convert_20141026172331.jpg
開封と言っても真空パック的なやつじゃないのでw
桐箱が正方形に近い縦長なので、四つ折り(二つ折り×2)で窮屈そうに入ってました。

~前~
IMG_6309_convert_20141026172748.jpg
ぱっと見でわかるのはコインポケットのむき出しの耳、股リベット。
遠巻きには普通のと殆ど変わってるようには見えない。



~後ろ~
IMG_6310_convert_20141026172803.jpg
オフセットループ&旧ステッチ(超初期タイプステッチ)表リベット、むき出しの耳。
こちらも耳以外遠巻きにはそれほど豪華なものだとはわからない。


~前拡大&前身頃内側①~
IMG_6316_convert_20141026172921.jpg
~前拡大&前身頃内側②~
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ぱっと見だとコインポケのむき出しの耳だけのようだが前身頃開けるとこの通り。
腰帯の内側、前たて部分(ボタン側、ボタンホール側、共に)、本体にも目眩がするほどの耳!耳!!耳!!!
本体生地に縦に走る線・・・この内側も耳仕様になってます。



~フロントボタン部分アップ~
IMG_6317_convert_20141026172938.jpg
使用するボタンは通常のボタンと同様。
前はVステッチにはなっておらず、縦にダブルステッチが走る。


~コインポケ内側~
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なんと!コインポケ底部にも横に耳が走る!どれだけ耳を使ってるんだ!



~ポケットのスレーキ~
IMG_6294_convert_20141026172531.jpg
ジャガード製で透かすとダルチのロゴと35の文字が!
細部まで豪華な仕様!

~後ろアップ~
IMG_6312_convert_20141026172841.jpg
後ろから見ても縦に走る線が・・・。この内側にも耳が!


~ヘアオンハイドパッチ~
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35周年記念スペシャルエディションの文字が。個人的にはちょっとシンプルすぎる気が・・・。

~バックポケット内側~
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ポケット口が耳になったポケットをめくると・・・内側はDO-1同様、ポケット底部分にあて布がされています。

~特徴的なベルトループ~
IMG_6289_convert_20141026172408.jpg
カンヌキのみでもバンザイ縫いでも無く・・・なんて言うんでしょうか、腰帯下部の仮縫いと一緒に縫われて
そのあとにカンヌキがされた面白い縫製です。ベルトを付けるのに支障がないかは疑問・・・w

~現行同様のタグ~
IMG_6292_convert_20141026172453.jpg
職人魂を感じるダルチのタグです。
古いモノへの敬意が伝わってきます。
これは30/100 のロットです。
結構デカいサイズなので大きい番号ですがおそらく初期ロットのはず。


~股から太もも部分(右足内側)~
IMG_6295_convert_20141026172553.jpg
三本耳を謳ってますが、足の付け根部分は・・・なんと四本耳!
裾にかけて細くなるため途中でこの耳部分は消えて三本耳になってしまいます・・・。
これだけごちゃごちゃ耳が走ってる内側を見ると「縫製の困難さ」は想像以上で、嘘ではないなと感じます。


~裾部分(内側)~
IMG_6299_convert_20140927210130.jpg

この通り、裾は三本耳!耳好きには堪らない仕様!!
ネットで見ると30インチ前後だと内側の耳部分がちょうど内側の縫製とかぶるくらいだったけど
大きめなサイズなのでちゃんと独立した耳として存在。
せっかく三本耳でも内側の切りっぱなし部分とかぶったらちょっと悲しい・・・。


このジーンズは10センチ幅と20センチ幅の生地を特別に作ってもらい実現したという
他のメーカーでは縫製的な困難さも含め、まず作られることはない、非常に希少性の高いジーンズです。
(※参考:ダルチブログ 10cm幅と20cm幅のデニム生地!!http://dartisanblog.blogspot.jp/2014/06/1020.html)

作りもさることながら染めも蓼正藍で手間ひまかけて染め上げた超プレミアム仕様。


まだ今なら間に合います!!(30インチ、32インチのみ)
~ダルチ公式通販より~
http://www.dartisan.co.jp/web_shop.php?cate_cd=4&navi=4

こんな高いの買えるか!!って方向けに・・・



なんと!35周年第三弾までのシリーズ三本の生地をクレイジーパターンで組み上げた
セールスマンジーンズの豪華版とも言うべきシリーズ完結版!
第一弾「35周年DO-1」生地、第二弾「35周年児島デニム」生地、・・・そして、第三弾「三本耳蓼正藍ジーンズ」生地!
全てを楽しみたい欲張りには最適!!パッチはなんと!コードバン!!
ヘアオンハイドよりこっちのほうがいいじゃねえかよ・・・( `д´) ケッ!
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2014-03-09 14:51 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
久しぶりの更新です。
20オンスの鬼シークレットも3ヶ月経過でようやく洗濯&乾燥機かけました。
その記事の更新は改めてするとして、
今回はこの間いくつか作成したレザーアイテムの一つ、メディスンバッグを紹介します。


~前面~
IMG_6216_convert_20140309144818.jpg
ベルトに引っ掛けて、長さ調整できるタイプです。
このバッグの一番の推しポイントは「ドイツホック」という特殊なボタンです。
一度カチッとハメ込むと突起部分を引かないと外れない構造がこのメディスンバッグに最適。
デザインも洗練されていて、オープンカーの幌留めなどにも使われてる高級ボタン…だそうです。
価格もボタンとしては高めの¥1000オーバーです。


~前面を開けたところ~
IMG_6217_convert_20140309144921.jpg
デザインは非常にシンプルです。
裏革も充てず仕切りも無い無骨なデザインです。
シンプルな分些細なミスも目立つため、ハトメ抜きや尾錠抜き使用の際は手が震えそうでしたw


~背面~
IMG_6218_convert_20140309144938.jpg
特にな~んにも付かないシンプルな背面。
ベルトを通すのに尾錠抜き(15mm幅)を使用してます。
このベルトは当初、平編みで編みこんだ紐を使おうか、6本編みロープを使おうか迷いましたが
このボタンにはシンプルのデザインが合うと判断し、このベルトにしました。


~側面~
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側面の縫製は隠しマチ仕様。
この曲線をマチにするのは大変でしたΣ(´∀`;)
コバはヤスリを荒い目→中間の目→細い目で角を落とし、トコノールで磨きこみました。
フタと本体は一枚革です。


~ドイツホック~
IMG_6220_convert_20140309145018.jpg
このボタンは通常のハトメ抜きするボタンのようにオス、メス共に同じ大きさのハトメではありません。
メス側(画像:上)に30号、オス側(画像:下)に25号のハトメ抜きを使用します。
革厚も2mmオーバーだと穴周りを漉かないと入らないくらいネジの足は短いです。
ただ、一旦閉めたら縁のギザギザがすべり止めになって緩みません。
このボタンの使い心地は一度使ったらクセになると思います。
まぁ高いのでそう幾つも使えないですけど…。


~内側&マチ構造~
IMG_6221_convert_20140309145039.jpg
本当に何も無いです。
仕切りもなければポケットもない。
だがそれがいい。
ゴテゴテ付ければ付けるほど見苦しくなる。
シンプルなデザインは内側もシンプルなのがいい。
で、上で「隠しマチ」って何ぞ?って人に構造を解説。
写真のように側面とマチが縫製、マチと本体が縫製されて
側面と本体は直接縫製されない構造です。
縫製順は側面とマチを縫製してからハメ込むように本体に接着、縫製…って感じです。



↓ドイツホックを販売しているショップ

・レザークラフト・ドット・ジェーピー
http://www.leathercraft.jp/ct_c.jsp?id=446
・レザーワークス
http://www.leatherworks.jp/a03.htm

参考にしたメディスンバッグ


アメカジ バイカー 2ND・セカンド
2013-12-01 16:22 | カテゴリ:ジーンズ
久々に新しいジーンズです。
今回は前から気になってた鬼SECRETのニューバージョン、
ネップが強い20oz生地のスリムストレートにしました。

~開封時~
IMG_6074_convert_20131201153444.jpg
ぱっと見すぐにスリムだと分かる腰回り。


~レザーパッチ~
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縫製はウエスト外周と同時に縫い付ける一筆縫い。
革はシープスキン…とのこと。


~フラッシャー~
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今回は紙製。
デニム製で外さないでも穿けるって仕様も嫌いじゃなかったんだけど…。
(もちろん外して大事に保管しますが)


~前~
IMG_6078_convert_20131201153546.jpg
一応36インチあるんだけど、あまりそれを感じさせないシルエット。
スリム系は穿かないんだけどこれは(サイズ的な意味でなく)穿けそう。


~後ろ~
IMG_6079_convert_20131201153608.jpg
鬼デニムのこのステッチ、結構好き。
画像でほとんど伝わんないけど、ネップ感がすごい。
例えて言うならポケットにティッシュ入れたまま洗った後、
あちこちにティッシュがついてマダラになった感じ…に近いかも。


~ベルトループ~
IMG_6083_convert_20131201153718.jpg
ベルトループはXXモデルでウエスト上部の縫製時に
同時に仮止め縫製してからカンヌキする「所謂バンザイ縫い」ではなく後付けベルトループ。
(仮止めがないカンヌキ留めのみ)


~隠しリベット~
IMG_6084_convert_20131201153747.jpg
スリムモデルだけど隠しリベット付き。
20ozながらムラ感が凄い&ネップ感も凄い生地。
裏側のダマ感が表でもかなり強いです。
XXモデルっぽいだけにベルトループの後付けはちょっと残念。
コスパを考えたらこれだけでも凄いんだけど…。


~耳~
IMG_6085_convert_20131201153808.jpg
かなり太いピンクのラインが入ってます。
さりげないラインではなくかなりクドめで、
昔のシュガーケーンの耳でもこんなのあったなぁって思いました。
生地が右綾だけど耳部分は左綾になってます。


~鬼ハンドメイド(青鬼と同生地)との比較~
IMG_6086_convert_20131201153831.jpg
鬼ハンドメイド(オール本縫い)との比較です。
鬼ハンドメイドもこのシークレット同様に36インチ。
裾幅がかなり違い、裏側の白糸の色合いも全然違います。


~裏側の比較アップ~
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穿き込んだもの(鬼ハンドメイド)との比較とはいえ、裏の色がかなり違います。
これはシークレットが裏糸を茶色に染めているため。
生地感、ネップ感、色合い、ともにかなりいい感じの生地です。
これで¥20000はかなりのコスパだと感じます。


ちょうど12月になったのもありフルカウントが結構ダメージ出てきた替わりに穿き込もうと思います。
フルカウントの更新はまだ2回くらい予定してます。





























楽天で探す





楽天市場




2013-12-01 15:31 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
余ったコードバンで依頼があったシガレットケースを作りました。
素材はコードバン黒(表面のみ)とシニュー糸のみ。
タバコの空箱をもらってきてそのサイズに合うように型を即席で作りました。

~正面~
IMG_6064_convert_20131201150501.jpg
ボタンなどの金具は一切使用してません。
持ち手を引き抜くことで開閉するシンプルな作りです。

~側面(右)~
IMG_6065_convert_20131201150524.jpg
~側面(左)~
IMG_6066_convert_20131201150543.jpg
そこまで複雑な作りではなく単純に箱型に作りました。
革の曲線に艶がいい感じ。


~裏側(金具使用時)~
IMG_6073_convert_20131201150823.jpg
~裏側(金具未使用時)~
IMG_6068_convert_20131201150651.jpg
右下の縫製が若干曲がってしまったけど、
ひと穴ひと穴キリで開けてるので使用に支障ないのもありご愛嬌で許してもらいましたΣ(´∀`;)
このように金具を使用しない時でも邪魔にならないように作ってあります。


~持ち手の縫製~
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革に直接ケガキ線を入れられなかった部分は型紙に穴を開けてそれを革の上から穴あけしました。


~タバコの箱を入れたところ~
IMG_6071_convert_20131201150803.jpg
ボックスタイプのタバコと、手前にライターを入れておけるくらいのスペースが有ります。
持ち手の裏側に糸の末端処理で焼いた跡があります。
2013-10-06 18:40 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
昨日アップ作業をしつつ今日までに修正が完了したのでアップします。


~修正部(コインケース側)~

IMG_6049_convert_20131006180720.jpg
これが修正後の画像。
縫製を修正して見た目をよくしました。
ちなみに↓が前回画像。

IMG_5976_convert_20131005173658.jpg
画像左下の縫製が曲がって見た目が…Σ(´∀`;)


~修正部(カード収納側)~

カード収納は見た目も綺麗に縫製できたので問題なかったけど
コインケース側の革を直す際に違う色の革になった事で
財布を開いた時の色のバランスが悪くなってしまったので
こちらも修正したコインケースの革と同色のコードバンで作り直し。

IMG_6047_convert_20131006180635.jpg
左右の革の色を同色にして見た目が少し良くなった…気がする。
ちなみにコインケース側のフタ&ストラップの受け口が黒、
つまみ部分がこげ茶(濃)、本体が赤茶…の3トーン。


~インナー中央部アップ~
IMG_6048_convert_20131006180658.jpg
コードバン…というか裏革を使用するものの制作の大変さがわかったのが
こういう裏革部分の剥がれ防止のための縫製。
裏革がなければ必要ない部分の縫製がやたら多いのがこのウォレット。
その分高級感があっていいんだけど。


~横から見たウォレット~
IMG_6051_convert_20131006180757.jpg
コードバンが芯通しでない表のみの染色のため断面は肌色。
本当にこだわるなら、断面を革と同色に染色してトコノール、イリスなどするんだろうけど
これはこれでアジがあっていいのでそのまま使用しようと思う。


~ウォレット表面~
IMG_6046_convert_20131006180607.jpg
表面は黒。
この艶でも端切れ(A品より表面は粗い)です。
しかもオイルグレージングでないので艶は全然無い方なんだけど…w


IMG_6050_convert_20131006180740.jpg
コードバンはサドルレザーのように色の経年変化を楽しむというわけでなく
この艶や使い込んだ際の折りジワなどのアジを楽しむ素材なので
端切れでここまでのクオリティが出来れば十分満足なレベル。


これよりさらにきめが細やかで
ぱっと見、新品のビニールのように艶がある
A品コードバンを使用したらどうなるのかを想像したら楽しみ♪
2013-10-05 21:04 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
コードバンとは馬の臀部(お尻)の革の事です。
通常の革が銀面(表面)と床面(その裏側の革)の二層構造なのに対して
コードバンは銀面を使わず、内側からコードバン層と呼ばれる繊維が密な層だけを使用し
表面でなく肉側の面(内側)を磨き上げて革の表面に仕上げた単層構造の特殊な革。
しかもどの馬から取れる部位ではなく農耕馬のような強靭なお尻を持ってる馬から取れる革です。


その特徴は水に弱い反面、擦れ(染色は落ちやすいけど)や
引っ張り強度は強い(型くずれしにくい)特徴があります。
高級ランドセル、高級革靴などに使用されることが多かったけど
その扱いの難しさに近年生産が減っている希少革です。


世界でもなめすことが出来るタンナーは
今現在、日本の「新喜皮革」アメリカの「ホーウィン社」の2社しかありません。
生産数もその分少ないため革の中でも「革の宝石」「革の王様」などとも呼ばれるくらい。


今回その革を入手できたのでハーフウォレットを制作しました。
今回製作したのは「コードバン端切れ」(染料染め、表面のみの染色)を使用したもの。
この端切れは「メガネ」と呼ばれる両尻部分の繋ぎ目部分がほとんど。
キメがコードバンより荒いものの触り心地の良さはコードバンそのもの。
作成もこれで出来たら応用出来るはずなので
これが上手いことできたら
その型紙を試用してA品のオイルグレージング(オイルで鏡面磨きしてある)
芯通し(芯まで染まってる)のコードバンを購入してあるので
そっちで気合入れて作ろうと思ってます。


まぁ、所謂「試作品」ですけど、試作でも「本番」のために手を抜くわけには行かないので
色々試行錯誤しながら作ってます。
その途中経過を載せていきます。


~パーツごとにカッティングしたコードバン~
IMG_5962_convert_20131005173231.jpg
これ全てのパーツではないものの、切り出せる限りのパーツを切り出しときます。
画質が悪いですがツートンカラー(黒、こげ茶)になってます。
全てが表面のみの染めの端切れで作ってます。


~パーツを試し組みしてみる~
IMG_5964_convert_20131005173346.jpg
単に並べただけなので配置(カード収納とコインケース)は適当。
肌色の側はコードバンの裏側で、染料が飛んで汚れてますが
裏革には豚革を貼るので問題ナッシング。


~アメ豚(左)とコードバン裏面~
IMG_5973_convert_20131005173549.jpg
アメ豚は裏革として用いられる薄い革です。
切る時紙のように薄くて心配ですが
強度がありつつすべりが良くなるので札入れなどに使われることがあります。
特に裏側がすべり止めのようなざらついた革やこのような高級皮革に使用されることが多いです。
このコードバンは表面の染めのみなのでこの肌色ですが
芯通しと呼ばれる芯まで染まった革は裏面まで表面の色が染みこんでます。


~パーツへの裏革の貼り付け&縫い付け~
IMG_5966_convert_20131005173415.jpg
アメ豚はゴムのりで接着しますが、貼っただけだと取れてしまうので
革の接着断面が出るところは縫製します。
本体を縫いつけた時に同時縫製できるところは後回し。
地味な裏の肌色が鮮やかなオレンジに。


~もう一度組んだ時どうなるかチェック~
IMG_5965_convert_20131005173400.jpg

IMG_5972_convert_20131005173520.jpg

配置変更で左にコインケース、右にカード収納。
こうやって縫いながら配置を考えたり縫製順序を考えるのが何より楽しい。
組みながら構想をめぐらし、穴を開けてはまた組んでみる。その繰り返し。


~全パーツへのアメ豚貼り&縫いが終了~
IMG_5974_convert_20131005173613.jpg
今までのパーツにプラスしてコインケースにマチを付けます。
裏を向いてオレンジになってるものは当然貼り付けてありますが
表面がこっち向いたやつも当然アメ豚が貼ってあります。
ここまでで必要箇所の縫製も済ませてあります。
あ、嘘ついてました。
札入れの内側の革(上の革と同サイズ下の革)の裏側は
コインケースとカード収納を縫い付けた後貼り付けたかったのでこの時点では貼り付けてません。


~インナー(コインケースとカード収納)、本体裏側への縫い付け完了~
IMG_5975_convert_20131005173639.jpg
縫製糸が全てシニューで、縫製が多いので見た目結構ゴージャスw
この時点で全ての裏革(アメ豚)が貼り付け、縫製してあります。
インナーの縫い付け後に裏革を貼ったのは縫製糸による紙幣への摩擦を防ぐためです。


~上のパーツを重ねたところ~
IMG_5976_convert_20131005173658.jpg
完成するとほぼこうなるであろう全貌が見えつつあります。
しかし画像はここまで。
実は一旦縫製完了して作り上げたのですが
ここで問題発生。
コインケースの内側の縫製(写真左下)が曲がりまくってる…。
オマケにストラップの受け口が若干横にずれてるため開閉しにくい。
で、完成させたものを使いながら時間あるときに修正して作り直してるところです。
端切れを使ってるせいで同色の革が用意できずにツートンカラーがスリートーンになってしまった…。
まぁ、カラーがグラデーションになってるしこれはこれでアリだけど。


一応コインケース側の修正は完了してるのでアップしたいとこだけど
カラーがこげ茶より若干明るい色になったせいで
もう一方のカード収納側も修正しないと変なカラーリングなので
完成したら「レザークラフト(コードバンハーフウォレット) その2」で
修正前と完成後の比較画像でも載せる予定です。
2013-08-14 22:09 | カテゴリ:ジーンズ
そろそろ更新しようと思い、前回記事見たらまだひと月しか経過してなくて
そこからひと月、ある意味根性穿きみたいな気持ちで汗でべたつくコイツを穿いてました。
お盆休みを前に思い切って溜まった汗を洗い流し乾燥機にかけました。

ちなみに今回のメニューはこちら↓
・中性洗剤&洗濯機(スピーディコース)
・乾燥機40分(3本まとめがけ)

~前~
IMG_5905_convert_20130814213309.jpg
前回との違いは全体的に白味が増してメリハリが出た、
ミミのアタリがくっきりし始めたってことかも。
ミミのアタリに関しては裾の方にかけてのミミ部分の境界が白く浮き立ってきた感じがする。

~後ろ~
IMG_5906_convert_20130814213325.jpg
バックポケットはほぼ常にメディスンバッグを使用してるためウォレットのアタリは皆無。
ウォレットのアタリの好みは様々だけど
自分はあのアタリが好きではないので
バックビューは膝裏のハチノス、程よい尻やモモのアタリが出たこの画像くらいがいい。
ハチノスは体を使う作業してたため前回更新の頃のハチノスが良い感じに定着してるかな。


~ハチノス(右)~
IMG_5910_convert_20130814213120.jpg
~ハチノス(左)~
IMG_5909_convert_20130814213101.jpg
ハチノスを付けるために膝裏に糸切れなどのダメージが出てしまう事が多いけど
ここまで洗ってるとハチノスは弱いけど糸切れはしてない。
大事に穿きたいなら洗うのが重要だと思える。
あの糸切れは生地全体に伝線してあっという間に穿けなくなってしまうから。


~パッチ~
IMG_5908_convert_20130814213042.jpg
変化は…正直わからん(´・_・`)
まぁパッチの表面(吟面)が削れ始めないとそこまでの変化は感じないか…。


~前のアップ~
IMG_5911_convert_20130814213141.jpg
太ももの白味が増して、ヒゲの白さと生地の青さのコントラストがハッキリしてきた。
よく見ないとわかんないけど白味のグラデーションの範囲が広がってきてる。


~ポケット部分のアップ~
IMG_5907_convert_20130814213023.jpg
ポケットのステッチの崩壊がかなり進んできた。
色のグラデーションが白味を増して青とのコントラストが強くなってるけど画像だとわかりづらい。
ウエストバンドなど二重ステッチ部分がところどころ糸切れし始めてる。
色落ちが満足行く頃にはこの辺りの補修が必要になるかも…。


~耳のアタリ~
IMG_5912_convert_20130814213342.jpg
多分前回との画像比較で一番違ってるのがこの画像だと思う。
膝が明らかに白味を増して、ミミの境界の縦の色落ちが白く浮いてる部分が範囲を広げてる。
ミミのウネッたアタリが期待できないかもって思った時期もあったけど、
乾燥機の有無、洗いのスパンを変えることでその後の色落ちも変わってくるな、と思った。
次も二ヶ月はあけようと思う。
2013-07-13 21:29 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
こちらも受注製作です。
とりあえず画像から。

~全パーツ~
IMG_5878_convert_20130707193337.jpg
メチャクチャシンプルな型です。
革は本体が1.5mm厚サドルレザー、簡易収納(画像右)が1mm厚サドルレザーです。
留め具はマグネットボタン。
曲線が多いカッティングなので細かい部分を落とすヤスリを使いました。
ハーフウォレットと同じく角になる切り口にはハトメで負荷軽減してあります。
この時点で床面、カッティングした面のトコノールによる磨き、オイル補給も済ませてあります。


~全パーツを重ねた所~
IMG_5879_convert_20130707193358.jpg
羽根部分でコインを溜めて出すタイプのコインケースです。
ベロ部分が閉じた時のコインこぼれを防止する役割をします。
ちょいちょいヤスリで調整しながらなので毛羽立ってる部分もあります。


~縫製用の穴を開けた所~
IMG_5880_convert_20130707193417.jpg
これも依頼を受けて制作したハーフウォレット同様に菱目打ちで印を付けた後に
一目一目キリで丁寧に穴を開けました。


~縫製完了~
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これもシニュー糸による縫製です。
キリによる穴あけは菱目ほど大きい穴ではないので
手で針を入れて、ペンチで針を抜く作業の繰り返しで、
麻糸よりはるかに大変ですが仕上がりや強度を考えると譲れない部分です。


~各種加工&ワックスによる仕上げ&日焼け加工~
IMG_5882_convert_20130707193457.jpg
撮影環境のせいで艶がわからないけど結構テカテカしてます。
各種加工とは、ヤスリがけ、トコノールによる磨き、イリスによる磨き、
トコノール(茶)でコインで擦れる場所のみ色付け&磨き、
内側に詰物をして立体的にした状態で潰す加工・・・などです。


すでに送ってしまったため撮影出来ませんでしたが
閉じた時に表裏が分かるように
フタ部分がコイン収納側と重ならないようにしてあります。
2013-07-13 14:14 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
今まで人様に作ってと言われたことはなかったけど
今回「予算幾ら幾ら…までで作ってほしい」との依頼を受け制作したものです。
自分用に作る分には結構手抜きできるけど
人様に作らせていただくというのはかなりプレッシャーが掛かりました。
まぁ能書きはいいので製作過程の画像から貼っていきます。


~型紙制作&革(1.5mm厚サドルレザー)のカッティング~
IMG_5834_convert_20130626215104.jpg
受注していただいたのは

・ボタンやコンチョ等一切使わないシンプルなハーフウォレット
・コインケースがなくカード収納のみのタイプ

という条件で、
他は特に指定がなかったため自分にできる最高の仕事をしようと思いデザインしました。

カード収納を含めた型紙はこれ。
(※曲線をカッティングする型紙が後一つ別にあったけど)
コレらを使って全てのパーツを制作しました。


~全てのパーツ~
IMG_5835_convert_20130626205012.jpg
上の画像と前後するけど
これが今回製作した全てのパーツ。
本来菱目打ちで革に穴を開けるところを点打ちのみ菱目を使い、
その点に一目一目キリで穴を開けました。
穴の位置が曲がりやすい反面、菱目状の穴より強度が高まります。
本体(内側)にやや大きめの穴があるのはハトメで抜きました。
直角のカッティングは革に負荷がかかるためそれを軽減するためです。
縫製前にたっぷりオイル補給し、この状態から縫製していきます。
縫い糸は上の画像の左上にあるシニュー糸(黄色)を使います。


~縫製1~
IMG_5836_convert_20130626205030.jpg
まずは本体(内側)にインナーパーツを縫っていきます。
右のカード個別収納パーツはバラバラになるためこの時点で固定してあります。


~縫製2~
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インナーパーツの縫製が全て完了。
右側のカード収納右上はレシート等の簡易収納のために口を開けておきました。
最後に本体(内側)の真ん中部分を縫製し立体的に開閉できるようにします。


~縫製完了~
IMG_5860_convert_20130713132303.jpg
コレで縫製完了。
左にまとめてしまえるカード収納(取り急ぎ使わないカード群入れ)
右側に使用頻度の高いカード3枚収納を付けてあります。
その右上には切り込みが入れてあり、レシートなど入れて置けるようにしてあります。
この後周りにヤスリを掛けてエッジを整え、薬品を付け磨きをかけます。
最後にオイルを染み込ませた表面をワックスがけで鏡面仕上げ、天日にて日焼けさせます。


~使用テスト~
IMG_5844_convert_20130626205117.jpg
こんな感じに使用します。
問題なく使えます。


~レシート等の簡易収納部~
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こんな感じで挟みこむようにして使用します。


~ワックスがけ&日焼け加工後の表面~
IMG_5859_convert_20130713132243.jpg
カッティング時よりかなりツヤツヤで色も濃くなってます。
シニュー糸縫製は二分割で行なっています。
この理由は一回で縫い切るのは大変という理由ではなく
万が一縫製が切れるようなことがあっても全部糸を取らなくてもいいように…です。
市販品の場合、日焼け加工は個人で行うものですが
今回は数日かけて焼きました。
コレをやることで今後のツヤの出方にかなりの違いが出てきます。


製作依頼があればコメント欄にでも書いてください。
出来る限りご相談に応じます。
ではでは。
2013-07-13 13:05 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
4年近く前に作ったレッドムーンタイプのハーフウォレットが
ロウ引きした麻糸の擦り切れでパカパカになってきたので、修理しました。

~修理前~
< href="http://blog-imgs-47.fc2.com/a/m/e/amecstyle/IMG_5864_convert_20130713121839.jpg" target="_blank">IMG_5864_convert_20130713121839.jpg
コンチョ近辺、カンヌキカスタム近辺が糸切れしてきてます。
麻糸が丈夫とはいえ流石に4年近く使うとこうなるのはしょうがないか…。


~修理前(コンチョ近辺拡大)~
IMG_5865_convert_20130713121859.jpg
この通りパカパカw
2.2mm厚のサドルレザーなので丈夫だし
飴色変化中でまだまだ使えて勿体無いので
麻糸でなくさらに強度があるシニュー糸で縫い直しました。


~カスタム後~
IMG_5866_convert_20130713121918.jpg
糸の色は黄色めの手元にあるシニュー糸を使用。
縫い直したら開閉時の張りが強くなった。


~カスタム後(コンチョ近辺拡大)~
IMG_5867_convert_20130713121936.jpg
この通りきっちり、パカパカは閉じました。
これで後何年使えるだろうか…( ̄ー ̄)ニヤリ
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