-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013-10-06 18:40 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
昨日アップ作業をしつつ今日までに修正が完了したのでアップします。


~修正部(コインケース側)~

IMG_6049_convert_20131006180720.jpg
これが修正後の画像。
縫製を修正して見た目をよくしました。
ちなみに↓が前回画像。

IMG_5976_convert_20131005173658.jpg
画像左下の縫製が曲がって見た目が…Σ(´∀`;)


~修正部(カード収納側)~

カード収納は見た目も綺麗に縫製できたので問題なかったけど
コインケース側の革を直す際に違う色の革になった事で
財布を開いた時の色のバランスが悪くなってしまったので
こちらも修正したコインケースの革と同色のコードバンで作り直し。

IMG_6047_convert_20131006180635.jpg
左右の革の色を同色にして見た目が少し良くなった…気がする。
ちなみにコインケース側のフタ&ストラップの受け口が黒、
つまみ部分がこげ茶(濃)、本体が赤茶…の3トーン。


~インナー中央部アップ~
IMG_6048_convert_20131006180658.jpg
コードバン…というか裏革を使用するものの制作の大変さがわかったのが
こういう裏革部分の剥がれ防止のための縫製。
裏革がなければ必要ない部分の縫製がやたら多いのがこのウォレット。
その分高級感があっていいんだけど。


~横から見たウォレット~
IMG_6051_convert_20131006180757.jpg
コードバンが芯通しでない表のみの染色のため断面は肌色。
本当にこだわるなら、断面を革と同色に染色してトコノール、イリスなどするんだろうけど
これはこれでアジがあっていいのでそのまま使用しようと思う。


~ウォレット表面~
IMG_6046_convert_20131006180607.jpg
表面は黒。
この艶でも端切れ(A品より表面は粗い)です。
しかもオイルグレージングでないので艶は全然無い方なんだけど…w


IMG_6050_convert_20131006180740.jpg
コードバンはサドルレザーのように色の経年変化を楽しむというわけでなく
この艶や使い込んだ際の折りジワなどのアジを楽しむ素材なので
端切れでここまでのクオリティが出来れば十分満足なレベル。


これよりさらにきめが細やかで
ぱっと見、新品のビニールのように艶がある
A品コードバンを使用したらどうなるのかを想像したら楽しみ♪
スポンサーサイト
2013-10-05 21:04 | カテゴリ:バッグ、財布、小物
コードバンとは馬の臀部(お尻)の革の事です。
通常の革が銀面(表面)と床面(その裏側の革)の二層構造なのに対して
コードバンは銀面を使わず、内側からコードバン層と呼ばれる繊維が密な層だけを使用し
表面でなく肉側の面(内側)を磨き上げて革の表面に仕上げた単層構造の特殊な革。
しかもどの馬から取れる部位ではなく農耕馬のような強靭なお尻を持ってる馬から取れる革です。


その特徴は水に弱い反面、擦れ(染色は落ちやすいけど)や
引っ張り強度は強い(型くずれしにくい)特徴があります。
高級ランドセル、高級革靴などに使用されることが多かったけど
その扱いの難しさに近年生産が減っている希少革です。


世界でもなめすことが出来るタンナーは
今現在、日本の「新喜皮革」アメリカの「ホーウィン社」の2社しかありません。
生産数もその分少ないため革の中でも「革の宝石」「革の王様」などとも呼ばれるくらい。


今回その革を入手できたのでハーフウォレットを制作しました。
今回製作したのは「コードバン端切れ」(染料染め、表面のみの染色)を使用したもの。
この端切れは「メガネ」と呼ばれる両尻部分の繋ぎ目部分がほとんど。
キメがコードバンより荒いものの触り心地の良さはコードバンそのもの。
作成もこれで出来たら応用出来るはずなので
これが上手いことできたら
その型紙を試用してA品のオイルグレージング(オイルで鏡面磨きしてある)
芯通し(芯まで染まってる)のコードバンを購入してあるので
そっちで気合入れて作ろうと思ってます。


まぁ、所謂「試作品」ですけど、試作でも「本番」のために手を抜くわけには行かないので
色々試行錯誤しながら作ってます。
その途中経過を載せていきます。


~パーツごとにカッティングしたコードバン~
IMG_5962_convert_20131005173231.jpg
これ全てのパーツではないものの、切り出せる限りのパーツを切り出しときます。
画質が悪いですがツートンカラー(黒、こげ茶)になってます。
全てが表面のみの染めの端切れで作ってます。


~パーツを試し組みしてみる~
IMG_5964_convert_20131005173346.jpg
単に並べただけなので配置(カード収納とコインケース)は適当。
肌色の側はコードバンの裏側で、染料が飛んで汚れてますが
裏革には豚革を貼るので問題ナッシング。


~アメ豚(左)とコードバン裏面~
IMG_5973_convert_20131005173549.jpg
アメ豚は裏革として用いられる薄い革です。
切る時紙のように薄くて心配ですが
強度がありつつすべりが良くなるので札入れなどに使われることがあります。
特に裏側がすべり止めのようなざらついた革やこのような高級皮革に使用されることが多いです。
このコードバンは表面の染めのみなのでこの肌色ですが
芯通しと呼ばれる芯まで染まった革は裏面まで表面の色が染みこんでます。


~パーツへの裏革の貼り付け&縫い付け~
IMG_5966_convert_20131005173415.jpg
アメ豚はゴムのりで接着しますが、貼っただけだと取れてしまうので
革の接着断面が出るところは縫製します。
本体を縫いつけた時に同時縫製できるところは後回し。
地味な裏の肌色が鮮やかなオレンジに。


~もう一度組んだ時どうなるかチェック~
IMG_5965_convert_20131005173400.jpg

IMG_5972_convert_20131005173520.jpg

配置変更で左にコインケース、右にカード収納。
こうやって縫いながら配置を考えたり縫製順序を考えるのが何より楽しい。
組みながら構想をめぐらし、穴を開けてはまた組んでみる。その繰り返し。


~全パーツへのアメ豚貼り&縫いが終了~
IMG_5974_convert_20131005173613.jpg
今までのパーツにプラスしてコインケースにマチを付けます。
裏を向いてオレンジになってるものは当然貼り付けてありますが
表面がこっち向いたやつも当然アメ豚が貼ってあります。
ここまでで必要箇所の縫製も済ませてあります。
あ、嘘ついてました。
札入れの内側の革(上の革と同サイズ下の革)の裏側は
コインケースとカード収納を縫い付けた後貼り付けたかったのでこの時点では貼り付けてません。


~インナー(コインケースとカード収納)、本体裏側への縫い付け完了~
IMG_5975_convert_20131005173639.jpg
縫製糸が全てシニューで、縫製が多いので見た目結構ゴージャスw
この時点で全ての裏革(アメ豚)が貼り付け、縫製してあります。
インナーの縫い付け後に裏革を貼ったのは縫製糸による紙幣への摩擦を防ぐためです。


~上のパーツを重ねたところ~
IMG_5976_convert_20131005173658.jpg
完成するとほぼこうなるであろう全貌が見えつつあります。
しかし画像はここまで。
実は一旦縫製完了して作り上げたのですが
ここで問題発生。
コインケースの内側の縫製(写真左下)が曲がりまくってる…。
オマケにストラップの受け口が若干横にずれてるため開閉しにくい。
で、完成させたものを使いながら時間あるときに修正して作り直してるところです。
端切れを使ってるせいで同色の革が用意できずにツートンカラーがスリートーンになってしまった…。
まぁ、カラーがグラデーションになってるしこれはこれでアリだけど。


一応コインケース側の修正は完了してるのでアップしたいとこだけど
カラーがこげ茶より若干明るい色になったせいで
もう一方のカード収納側も修正しないと変なカラーリングなので
完成したら「レザークラフト(コードバンハーフウォレット) その2」で
修正前と完成後の比較画像でも載せる予定です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。